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中和園の「こだわり」として有機肥料を使用し、土壌微生物が分解した際に出る分泌物によってお茶(狭山茶)の木への栄養分の吸収性を高め、その品種ならではの味や色のポテンシャルを100%引き出せるよう土壌管理しております。
施肥した肥料が十分茶樹に吸収されるよう、秋肥の後、深耕し断根します。新しく成長した根は、地中深く伸び施された肥料の吸収も良く、冬への備えと来春の新芽の成長を促します。勢いのある茶樹は病害虫に抵抗性が大きいので、減農薬栽培など肥培管理には細心の注意を払っています。
初夏の新芽は、渋味苦味が少なく、旨味と香りが強いのが特徴です。それを生かすため、最初の製造工程では新芽の香りを損なう事のないよう、少し短めの蒸し時間にします。
日にちが経過するに従って畑のお茶のカテキン(渋味)は増えつつあるので、それに順じて、深むしにして旨味と渋味のバランスがとれたお茶に仕上げていきます。
仕上がったお茶は、直ぐに真空パックし、冷蔵倉庫で保管し品質管理には万全を尽くしています。